659 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 22:40:34 ID:60JSOMq/
日曜日を待つ野球場
僕の家の近所には野球場がある。
大きなものじゃなくて日曜日におとーさんが集まって練習をしたり試合をしたりする程度の
大きさだと思って下さい。
そこにはちゃんとバックネットやフェンスも設けてあり整備もされています。
管理人のようなおじさんが面倒を見ていたんですね、定期的に。
そのおじさんはすごく人柄の良い優しいおじさんだった。
近所で文房具店を営なんでいて、なかば趣味的にグラウンドの整備をやっていた。
そのおじさんが交通事故で亡くなってしまった。
車に後ろから接触され、よろけて倒れた所にジャリトラ(土砂を運ぶ大きなダンプカー)に
ひき殺されてしまった。
現場は凄惨なものだったらしい。そして、翌週からあのグラウンドの整備の人が代わった。
その人は人柄は良いのだがいまいち整備は良くなかったらしく、日曜野球の度に一から
整備をやり直すほどだった。
でも、みんなはクレームをつけることもなく、
「好意でやってくれてるんだから、整備してあるだけでもまし」といった感じで時間が経っていった。
そしてすこしずつグラウンドはさびれていった。
そんな頃だった。毎週週末の夜に奇怪な物を目撃する人が増えたのは。
そのグラウンドには入り口に駐輪場があり、そこから車、自転車は中に入っていけないように
なっているのだが、駐輪場に幽霊が出るというのだ。
僕達はその噂を聞き付けて夜中に肝試しをすることになり、4人くらいででかけていった。
この4人の中で霊感があるのは僕とKだけで残りは僕らの話を聞いて「怖ぇ〜」といって
楽しんでいるだけだった。
僕達が駐輪場に到着した時、僕とKはもう周りの空気が紫のような青のような、、
そんな感じを受けていた。
「今日はでるな、、」というKの言葉にうなずく僕。駐輪場を越えてグラウンドに入っていく。
が、グラウンドには何も気配を感じなくて月明かりに光るピッチャーマウンドが印象に残るだけだった。
続く
日曜日を待つ野球場
僕の家の近所には野球場がある。
大きなものじゃなくて日曜日におとーさんが集まって練習をしたり試合をしたりする程度の
大きさだと思って下さい。
そこにはちゃんとバックネットやフェンスも設けてあり整備もされています。
管理人のようなおじさんが面倒を見ていたんですね、定期的に。
そのおじさんはすごく人柄の良い優しいおじさんだった。
近所で文房具店を営なんでいて、なかば趣味的にグラウンドの整備をやっていた。
そのおじさんが交通事故で亡くなってしまった。
車に後ろから接触され、よろけて倒れた所にジャリトラ(土砂を運ぶ大きなダンプカー)に
ひき殺されてしまった。
現場は凄惨なものだったらしい。そして、翌週からあのグラウンドの整備の人が代わった。
その人は人柄は良いのだがいまいち整備は良くなかったらしく、日曜野球の度に一から
整備をやり直すほどだった。
でも、みんなはクレームをつけることもなく、
「好意でやってくれてるんだから、整備してあるだけでもまし」といった感じで時間が経っていった。
そしてすこしずつグラウンドはさびれていった。
そんな頃だった。毎週週末の夜に奇怪な物を目撃する人が増えたのは。
そのグラウンドには入り口に駐輪場があり、そこから車、自転車は中に入っていけないように
なっているのだが、駐輪場に幽霊が出るというのだ。
僕達はその噂を聞き付けて夜中に肝試しをすることになり、4人くらいででかけていった。
この4人の中で霊感があるのは僕とKだけで残りは僕らの話を聞いて「怖ぇ〜」といって
楽しんでいるだけだった。
僕達が駐輪場に到着した時、僕とKはもう周りの空気が紫のような青のような、、
そんな感じを受けていた。
「今日はでるな、、」というKの言葉にうなずく僕。駐輪場を越えてグラウンドに入っていく。
が、グラウンドには何も気配を感じなくて月明かりに光るピッチャーマウンドが印象に残るだけだった。
続く
660 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 22:41:08 ID:60JSOMq/
「おかしいなぁ、なんだったんだろ?」とKと二人で話していると、
残りの二人はそんなことお構い無しで写真を撮っている。
コイツらは緊張感がないなぁとあきれていた。
そしてKが「さっきの駐輪場にもう一回行ってみないか?」というので二人を残し、
僕達だけで移動をした。
グラウンドからの帰り道は行きと違って外灯が背中にあるので薄暗い。
そしてやはり空気が違う所がある。
「ここだな、、」と僕が言うとKはすでにある一点を見つめていた。
「おい、あそこだ!」Kがその一点に目配せをする。僕も慌ててそこに目を注ぐ、、、。
Kも僕もそれがあの文房具屋のおじさんということに気がついた。
「おじさん、、、なんで、、」Kが呟く。
おじさんは自転車にまたがったまま駐輪場の入り口の車止めの前にたたずんでいる。
そしてグラウンドの入り口を見つめて少し寂しそうに、、。
僕らが近付いていくとおじさんはこっちをみて笑ったように見えた。そして消える、、、。
「おじさん、自転車に乗ってたから、グラウンドに入れないんだね、、。
自分が一生懸命に整備したグラウンドがさびれていくのが寂しいんだね。」と僕が言うと
Kは駐輪場の入り口へと走っていった。そして車止めを地面から引き抜くと駐輪場の隅に立て掛けた。
「これなら、おじさんグラウンドに入れるだろ?」とKは笑いながら言った。
僕達はその日、グラウンドの整備をした。
僕とK以外はなんでそんなこと?と最初は言っていたけど、理由を言うとすぐに始め出した。
いいやつらだ、、、。
しばらく駐輪場の人陰はあらわれた。そして二ヶ月くらいしてグラウンドが市の方で
整備される事になってどんどん綺麗になっていった。
それから駐輪場の人陰は見られなくなった。
僕達はおじさんが整備具合をチェックしていることを知っているから、
遊びでもグラウンドを使った後は念入りに整備しなおしている。
だから、いつもそのグラウンドは綺麗なままで日曜日を待っている、。
昔、あのおじさんが日曜日を心待ちにしていたように、、、、、、、、、、。
終わり
「おかしいなぁ、なんだったんだろ?」とKと二人で話していると、
残りの二人はそんなことお構い無しで写真を撮っている。
コイツらは緊張感がないなぁとあきれていた。
そしてKが「さっきの駐輪場にもう一回行ってみないか?」というので二人を残し、
僕達だけで移動をした。
グラウンドからの帰り道は行きと違って外灯が背中にあるので薄暗い。
そしてやはり空気が違う所がある。
「ここだな、、」と僕が言うとKはすでにある一点を見つめていた。
「おい、あそこだ!」Kがその一点に目配せをする。僕も慌ててそこに目を注ぐ、、、。
Kも僕もそれがあの文房具屋のおじさんということに気がついた。
「おじさん、、、なんで、、」Kが呟く。
おじさんは自転車にまたがったまま駐輪場の入り口の車止めの前にたたずんでいる。
そしてグラウンドの入り口を見つめて少し寂しそうに、、。
僕らが近付いていくとおじさんはこっちをみて笑ったように見えた。そして消える、、、。
「おじさん、自転車に乗ってたから、グラウンドに入れないんだね、、。
自分が一生懸命に整備したグラウンドがさびれていくのが寂しいんだね。」と僕が言うと
Kは駐輪場の入り口へと走っていった。そして車止めを地面から引き抜くと駐輪場の隅に立て掛けた。
「これなら、おじさんグラウンドに入れるだろ?」とKは笑いながら言った。
僕達はその日、グラウンドの整備をした。
僕とK以外はなんでそんなこと?と最初は言っていたけど、理由を言うとすぐに始め出した。
いいやつらだ、、、。
しばらく駐輪場の人陰はあらわれた。そして二ヶ月くらいしてグラウンドが市の方で
整備される事になってどんどん綺麗になっていった。
それから駐輪場の人陰は見られなくなった。
僕達はおじさんが整備具合をチェックしていることを知っているから、
遊びでもグラウンドを使った後は念入りに整備しなおしている。
だから、いつもそのグラウンドは綺麗なままで日曜日を待っている、。
昔、あのおじさんが日曜日を心待ちにしていたように、、、、、、、、、、。
終わり
この記事へのコメント
自称霊感が有る人か
2007/12/21(金) 18:25 | URL | #-[ 編集]
いい創作だ
2007/12/21(金) 18:33 | URL | #-[ 編集]
フィールドオブドリームスか
2007/12/21(金) 19:12 | URL | #-[ 編集]
なんか、こんな落ち着いた小学生キメェww
2007/12/21(金) 19:40 | URL | #-[ 編集]
↑
へ?小学生?
へ?小学生?
2007/12/21(金) 20:02 | URL | #-[ 編集]
↑シッ!矢印指しちゃいけません!
2007/12/21(金) 20:05 | URL | #0OEnm3CY[ 編集]
心があたたまるな
2007/12/21(金) 20:11 | URL | #aIcUnOeo[ 編集]
のちの江原啓之である
2007/12/21(金) 20:27 | URL | #-[ 編集]
霊感有るって奴の話しは眉に唾付けて聞く事にしてる
2007/12/21(金) 20:42 | URL | #-[ 編集]
俺霊感あるけどこれあ創作だよ
2007/12/21(金) 21:05 | URL | #-[ 編集]
Kさんシリーズの外伝だなw
2007/12/21(金) 21:10 | URL | #-[ 編集]
おじさん、自転車に乗ってたから、グラウンドに入れないんだね
このあたりが お話としては上手いと思うけど、逆にお話くさくなっちゃう
このあたりが お話としては上手いと思うけど、逆にお話くさくなっちゃう
2007/12/21(金) 21:17 | URL | #-[ 編集]
また
「破ァ!」
やはり寺生まれは違うと思った
の展開かと思った
「破ァ!」
やはり寺生まれは違うと思った
の展開かと思った
2007/12/21(金) 21:55 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
| ∧ ∧
|/ ヽ ./ .∧
| `、 / ∧
|  ̄ ̄ ̄ ヽ
| ̄ ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\
|ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- / やあ
|:: \___/ /
|::::::: \/ /
コレ系のスレだと思ってた・・・
|/ ヽ ./ .∧
| `、 / ∧
|  ̄ ̄ ̄ ヽ
| ̄ ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\
|ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- / やあ
|:: \___/ /
|::::::: \/ /
コレ系のスレだと思ってた・・・
2007/12/21(金) 22:43 | URL | #-[ 編集]
良い話ダナ〜
2007/12/22(土) 00:39 | URL | #-[ 編集]
いい話だな・・・
この子達もいいこだなw
この子達もいいこだなw
2007/12/22(土) 01:15 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
「4人くらいででかけていった」で読む気なくした
2007/12/22(土) 02:38 | URL | #-[ 編集]
霊感とか邪気眼くせぇw
2007/12/22(土) 03:59 | URL | VIPPERな名無しさん #-[ 編集]
うるりときた
2007/12/22(土) 04:57 | URL | #-[ 編集]
ケータイ小説(笑)レベル。
稚拙な文章乙。
稚拙な文章乙。
2007/12/22(土) 13:32 | URL | #-[ 編集]
よかった、Kがまた爺さんを屠り去るんじゃないかとドキドキしてたんだ
2007/12/22(土) 15:50 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
ふと、あの時友達がおかまいなしに撮った写真を思い出し、現像して見てみるとグラウンドには実際にはない華やかで大きなツリーが写っていた。
おわり
おわり
2007/12/23(日) 23:48 | URL | ps #-[ 編集]
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