fc2ブログ
続・妄想的日常
おかえり。 

妄想的ダンサーズ

dancing2.gif

妄想的ヘッドライン

プロフィール

妄想

Author:妄想
面白いスレッドなどありましたら教えて下さいまし。相互リンクもこちらから。

mixi始メマスタ
マイミク募集中(`A')キャァァァァァ


調子に乗って「続・妄想的日常☆別館」
始メマスタ


またまた調子に乗って「妄想さんの拾い物」始メマスタ

フィードメーター - 続・妄想的日常


ブログパーツ




※のNGワードを http:// にしておりますよ♪


更新情報と愚にもつかないつぶやきはこちら




セリーグ順位表

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表

最近の記事

最近のコメント

妄想的人気記事

カテゴリー

ブログ内検索

BlogRingというものらしい

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別


10月 | 2024年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


肉屋

2018/08/19(日) 01:05:35
723 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2018/08/19(日) 10:16:17.40 ID:iLGhTedby [1/5]
同じような体験をした人がいたら教えてくれたら幸いです。

今から30年くらい前の東京の調布市での出来事。
私が3~4歳くらいの頃、母の自転車の後ろに乗せられ
図書館から帰る途中のことです。
いつも左折する十字路で違和感を覚えました。
いつもは十字路から幼稚園が見えるのですが、
その日に限って幼稚園の前に木造の”肉屋”がありました。
何かおかしいなと思っていると、母は当然かのごとく、
その”肉屋”の前に自転車を置き、中に入っていきました。
私は、首を傾げながらも母の後を追い、店の中に入っていきました。
“肉屋”の看板を掲げているものの、野菜も売っており、
切り分けられた肉がパックで売っているレジが二台だけある
小さなスーパーでした。
(1/5)

724 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2018/08/19(日) 10:16:38.46 ID:iLGhTedby [2/5]
母の後を追い店の中央付近まできたところ、
不意にシャン、シャン、という錫杖の音が聞こえてきました。
と同時に、辺りが急に”色”を無くし緑のレタスも、赤いトマトも
茶色の壁も何もかもが一面灰色の世界となりました。
奥の精肉コーナーの方からは、獣の気配がし、
今にも襲ってきそうな、そんな恐怖心に駆られました。
その恐怖心がどこから来るのかもわからないまま、
段々と迫ってくる見えない獣の気配から逃げようと、
私はその”肉屋”を飛び出しました。
(2/5)

725 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2018/08/19(日) 10:17:20.82 ID:iLGhTedby [3/5]
逃げに逃げて十字路の灰色の交差点を渡った所で、
”色”を無くしてしまったその世界で、ただ一人
色鮮やかな着物を着た女性にぶつかり転んでしまいました。
その女性は、童女のようにも、妙齢の女性にも、
老婆のようにも見える不思議な人でした。
彼女は、優しく微笑みながら「私はトラ。トラがあなたを守ります。」と、
半ベソをかいている私に言いました。
すると、迫りくる見えない獣の気配がなくなり、
あれ程までに怖かった気持ちが安らいで、
”肉屋”の方を振り返ることができました。
いつの間にか”色”を取り戻していたこの世界の交差点には母がいて、
信号が青に替わると走って近づいてきて抱きついてきました。
トラと名乗る女性にお礼を言おうと振り返ると、
そこにはもう彼女の姿はありませんでした。
(3/5)

726 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2018/08/19(日) 10:18:04.81 ID:iLGhTedby [4/5]
それから親戚の家や図書館に行くのにしばしば
この十字路を通っておりましたが、
あの”肉屋”を見ることもなく、ずっと駐車場でした。

2000年ごろ高校生になった私は、パソコンで地元の地図を見ていると、
不意に思い出し母に”肉屋”について聞いてみました。
しかし、その十字路には”肉屋”はなく、今も昔も駐車場だったと言い、
また私が”肉屋”などから逃げた事も覚えていませんでした。
(とはいえ、子供故に目を離した隙にどっかに行こうとすることは多少あったともいう。)

何か釈然としないまま、たまたま十字路を通りかかった際に、
”肉屋”の後ろにあった幼稚園でチューリップに水をあげている
5~60歳くらいの先生を見かけました。
ここで聞かなかったら一生聞くことはないだろうなと思い、
世間話の後、”肉屋”について聞いてみました。
(4/5)

727 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2018/08/19(日) 10:19:20.17 ID:iLGhTedby [5/5]
「この駐車場の所に、昔”肉屋”などありませんでしたか?」
と、聞くと先生は少し考えてこう答えました。
「君が生まれるずっと前の1970年代、近くの小児科医が家の建て替えで、
一年くらい仮設で医院を構えていましたけど、その前も、
その後もずっと駐車場でしたよ。」
やはりずっと駐車場だったという記憶の正しさに満足しながら、
やはり”肉屋”はなかったかという残念な気持ちと
あの記憶が幻だったのかと思い少し安心しつつ、
「そうですか、ありがとうございます。」
と、帰ろうとする私に、先生はこう付け加えた。
「でも、昔からちょくちょく同じようなこと聞かれるんですよね。
つい先日も小学生くらいの女の子に聞かれたんですよ。
その時は養鶏場でしたけど。なんでかしらね。」
(5/5)


関連記事
不思議TB:0CM:9
<< 野次馬ホーム全記事一覧おいおい俺は椅子かよ >>

コメント

湯屋の白竜が肉屋だと虎になるのか…
#-|2018/08/20(月) 01:45 [ 編集 ]

ちょっとなに言ってるか分からない
#-|2018/08/20(月) 03:03 [ 編集 ]

トラさんかっこいい
#-|2018/08/20(月) 04:30 [ 編集 ]

子供のころって夢か現実かわからないような記憶があるから面白いよね
自分は玩具の手乗りウサギ(スイッチ押すとプルプル震える)が掌から飛び出して物陰までぴょんぴょん跳ねて隠れた記憶がある
#-|2018/08/20(月) 06:55 [ 編集 ]

この前、山口で行方不明になってボランティアのおじさんに救助された2歳児も、じつはこんな感じだったのかも?
#-|2018/08/20(月) 08:27 [ 編集 ]

昔は七歳までは人の子でなくて、神様からの預かりものって言われてたよね。
神様の子だから、この世のものならざる人外のものから狙われることもあるだろう。
そこで運良く神様に助けられると戻ってこれる。神隠しってわけ。
#-|2018/08/20(月) 10:15 [ 編集 ]

その小児科医が怪しい
#-|2018/08/20(月) 21:05 [ 編集 ]

※7
実は小児科医を装った肉屋だったかもな
#-|2018/08/21(火) 06:15 [ 編集 ]

※6
それは乳幼児の死亡率が高いからそういわれていたんだよ
七五三とかもそういうあれ
#-|2018/08/21(火) 14:24 [ 編集 ]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mousouteki.blog53.fc2.com/tb.php/30990-e86d3cec



妄想的リンク

ブログ開始から何日経った?

Copyright(C) 2006 続・妄想的日常 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.