FC2ブログ
続・妄想的日常
おかえり。 

妄想的ダンサーズ

dancing2.gif

妄想的ヘッドライン

プロフィール

妄想

Author:妄想
面白いスレッドなどありましたら教えて下さいまし。相互リンクもこちらから。

mixi始メマスタ
マイミク募集中(`A')キャァァァァァ


調子に乗って「続・妄想的日常☆別館」
始メマスタ


またまた調子に乗って「妄想さんの拾い物」始メマスタ

フィードメーター - 続・妄想的日常


ブログパーツ




※のNGワードを http:// にしておりますよ♪


更新情報と愚にもつかないつぶやきはこちら




セリーグ順位表

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表

最近の記事

最近のコメント

妄想的人気記事

カテゴリー

ブログ内検索

BlogRingというものらしい

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別


07月 | 2019年08月 | 09月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31


すし職人

2006/03/15(水) 15:41:20
292 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2006/03/14(火) 16:19:49 ID:0INdhUKh
「いらっしゃいませ!」と、あいさつも威勢のいいすし職人Uさん(25)。

 5年前には誰も今の姿を想像できなかったはずだ。Uさんは今で言うところのニートそのものだった。

高校を中退後、家でゴロゴロし、スナック菓子をおやつにテレビゲームに興じる毎日を送った。ぶくぶくと太り、体重は90キロに迫った。
見かねた母親が、勝手に決めてきた就職先が近所のすし屋だった。

当初、Uさんの動きは鈍く、あいさつも満足にできなかった。オヤジさんは一目見て、「こりゃ、ひと月もたねえな」と思ったらしい。
きつく叱(しか)られることがなかったのも、あまりに頼りなかったからだった。

長髪を五分刈りにすると、格好だけはらしくなったものの、与えられた仕事は開店前の掃除と閉店後の洗い物のみ。
開店中は、ただ立って見ているように言われた。

でくの坊のように立ち続けながら、Uさんの心境に変化が訪れた。
「オヤジさんみたいになりたい」。誰に言われたのでもなく、そう思うようになっていた。

1年後、店の包丁研ぎを任された。「包丁は職人の命だから」と自分用の包丁も渡された。
責任のある仕事ができる喜びで、手荒れの痛みも気にならなかった。
翌年には、卵焼きを伝授された。最初は型崩ればかりで、失敗作は持ち帰らねばならなかった。
家で卵焼きばかり食べているうちに、徐々に腕を上げていった。


すしを握らせてもらえるようになったのは最近のことだ。カウンターに初めて立つ日、オヤジさんが両親を店に招待した。
Uさん自身は「来るな」と言ったのに、両親は来た。観念してすしを握った。

父親は「わさびが利きすぎてるぞ」と目尻をぬぐった。母親も涙ぐんでいた。
照れくさくって、逃げ出したくなった。
でも、自分が職人の端くれだと思い出したら、気っ風のいい言葉が自然に出てきた。

 「すし屋でしんみりするのはやめてくれよ」
関連記事
スポンサーサイト



泣けるTB:0CM:0
<< いいひとホーム全記事一覧釣られないよ >>

コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mousouteki.blog53.fc2.com/tb.php/235-a684e3a4

カープ

妄想的リンク

ブログ開始から何日経った?

興味しんしん

読みたい

Copyright(C) 2006 続・妄想的日常 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.