446 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:26:03 .net
なんか、書きたい。でも文才がなくてすいません。そして、長くてごめん。
俺、生まれたときから両親がいなくて、
親戚も付き合いはあったものの引き取るという人はおらず
ずっと施設で暮らしてた。
もちろん小学校には普通に通ってて、
低学年の時にはそれなりに友達もいた。
だけど、毎日同じような服を着ていたり、
「施設の子」という事もあり、大人たちには徹底的に嫌われていた。
施設の生活は結構自由で、望めば外出もできたし
友達の家にも普通に遊びにいけた。
でも友達の家に遊びに行った時に「○○君いますか?」と尋ねても、
その親に断られることがほとんどだった。
ドア越しに、「あの子と遊んではダメ」と言っているのがよく聞こえたよ。
そんな言葉を聞きながら小学生時代を過ごしていたから、
自然に話しかけてくる奴なんていなくなっていった。
苛められなかったのが良かったのか悪かったのかはわからない
でも、学校に一日いて、一度も口を開かない日ってのも何回もあった。
自分を呪ったね。
いやほんとに。よく漫画とかで「呪われた子」ってのが出てくるけど、
俺がほんとにそうなんじゃないかって思っていたよ。
ものすごい孤独を感じていたんだと思う。
独りで生きなきゃって思ってたし、親がいないのは悪だって思ってた。
447 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:26:50 .net
そんな俺に家族ができたのはちょうど小学校を卒業するとき。
なんでも、生前俺の父親の親友だったって人が訊ねてきて、
その人に引き取られることに。
もちろん、その人がどんな人かは分からないし、
何で一緒に生活するかもわからなかった。
中学に上がる頃という事で、自立心も出てくる頃、
前よりも自由な生活をさせてもらえるという事もあり、
新聞でも何でも配って少しでもその生活を長続きさせようと
いろいろ考えたもんだ。(賃貸アパートだったもんで)
でも、中学生がバイトなんて保護者の都合がないとよっぽど認めてもらえる
ものでもなく、保護者となったその人にお願いしたところ、
最初に無言で殴られた。
人生で初めて大人に殴られた。
でも、それは悪いものではなかったんだよね。
それでその人は、
「今までよく頑張った、これからはやりたいことをやればいい。
欲しい物があるならばできる限りこたえてやる、
我儘を言ったっていいんだ」って言ってくれた。
何の得があって俺と生活するのかわからなかった。
でも、ある日その人の奥さんのお墓参りに行った時に、
「こいつが俺の息子だ、これからは3人家族だ」
って言いながら手を合わせてるその人の言葉を聞いて、
「俺が家族」って興奮したよ。
俺には縁のないものだと思っていたから。
んで、中学校を転校して一転誰も俺のことを知らない土地へ。
448 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:37:42 .net
でも、それまでの経験上クラスメイトに近づかないし
自分から話しかけることもなかった。
きっとそうやって自分を守っていたんだと思う。
そんな生活をしているうちに、中学の3年間があっという間に過ぎて、
進路を考える時期に、おれはもちろん就職して、夜間学校でもいこうと決めてた。
でもその人は普通の全日制の高校に行かせてくれると、
そうでなければだめだと言ってくれた。
涙が出た。
高校生活は楽しかった。
こんなに楽しい時間があっていいのかと思ってしまう程楽しかった。
土地に慣れてきたという事もあって、友達もたくさんできた。
バイトをすることは許してくれなかったけど、それが嬉しかった。
ホントに楽しかった。修学旅行にも行けたし、部活の合宿にも行けた。
嬉しかったってゆーか、幸せだった。
その人に行かせてもらったわけじゃない。普通の子と同じように、
同じ感覚で当たり前のように学校の行事に参加できたのが
最高の贅沢のように感じたよ。
そんな楽しかった時間はあっという間に過ぎて、三年生の夏。
次の進路を考えなければならない時期に。
大学に行くとお金がかかることは知っていたし、そんなつもりはなかった。
勉強だけはしていたので、働きながら資格を取って行こうと思っていた。
そんな時に、その人が倒れた。
449 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:39:24 .net
原因は癌。膵臓が悪い?
じゃあ治してくれよ。
恩人なんだよ。
俺の親父なんだよ
たった一人の家族なんだよ
「俺が死んでも、保険と貯金で、学費と生活費は賄える、だから好きなことをしろ」ってなんですか?
諦めないでよ。
俺、やっと夢を見れるようになったのに、将来のことを考えてるのに、
家族として、これからも生活したいのに。
何にもいらないから。
貴方のおかげで知った幸せを、あなたが奪うのですか?
もう一人にはなりたくない。
「誰よりも優しくなれ」って言うけど、俺親父みたいに優しくなれるのかなぁ?
だけど俺決めたよ。医者になる。
俺が頑張るから、親父も頑張ってくれ。
一生のお願いです。初めてのお願いです。生きて下さい。
450 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 01:17:01 .net
>>446
もし実話なら、書いたことをすべて親父に言いなさい
自分の口で言葉にして伝えなさい
それが親父が生きてきた証になるから
そしてこれからも生きていく力を与えなさい
451 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/26(水) 03:20:31 .net
俺もちゃんと伝えるべきだと思うぞ。
良い事書こうとしても言葉が見つからん。
452 名前:446[] 投稿日:2009/08/26(水) 11:16:04 .net
そうします。
これからの事も含めて、話をしてきます
なんか、書きたい。でも文才がなくてすいません。そして、長くてごめん。
俺、生まれたときから両親がいなくて、
親戚も付き合いはあったものの引き取るという人はおらず
ずっと施設で暮らしてた。
もちろん小学校には普通に通ってて、
低学年の時にはそれなりに友達もいた。
だけど、毎日同じような服を着ていたり、
「施設の子」という事もあり、大人たちには徹底的に嫌われていた。
施設の生活は結構自由で、望めば外出もできたし
友達の家にも普通に遊びにいけた。
でも友達の家に遊びに行った時に「○○君いますか?」と尋ねても、
その親に断られることがほとんどだった。
ドア越しに、「あの子と遊んではダメ」と言っているのがよく聞こえたよ。
そんな言葉を聞きながら小学生時代を過ごしていたから、
自然に話しかけてくる奴なんていなくなっていった。
苛められなかったのが良かったのか悪かったのかはわからない
でも、学校に一日いて、一度も口を開かない日ってのも何回もあった。
自分を呪ったね。
いやほんとに。よく漫画とかで「呪われた子」ってのが出てくるけど、
俺がほんとにそうなんじゃないかって思っていたよ。
ものすごい孤独を感じていたんだと思う。
独りで生きなきゃって思ってたし、親がいないのは悪だって思ってた。
447 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:26:50 .net
そんな俺に家族ができたのはちょうど小学校を卒業するとき。
なんでも、生前俺の父親の親友だったって人が訊ねてきて、
その人に引き取られることに。
もちろん、その人がどんな人かは分からないし、
何で一緒に生活するかもわからなかった。
中学に上がる頃という事で、自立心も出てくる頃、
前よりも自由な生活をさせてもらえるという事もあり、
新聞でも何でも配って少しでもその生活を長続きさせようと
いろいろ考えたもんだ。(賃貸アパートだったもんで)
でも、中学生がバイトなんて保護者の都合がないとよっぽど認めてもらえる
ものでもなく、保護者となったその人にお願いしたところ、
最初に無言で殴られた。
人生で初めて大人に殴られた。
でも、それは悪いものではなかったんだよね。
それでその人は、
「今までよく頑張った、これからはやりたいことをやればいい。
欲しい物があるならばできる限りこたえてやる、
我儘を言ったっていいんだ」って言ってくれた。
何の得があって俺と生活するのかわからなかった。
でも、ある日その人の奥さんのお墓参りに行った時に、
「こいつが俺の息子だ、これからは3人家族だ」
って言いながら手を合わせてるその人の言葉を聞いて、
「俺が家族」って興奮したよ。
俺には縁のないものだと思っていたから。
んで、中学校を転校して一転誰も俺のことを知らない土地へ。
448 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:37:42 .net
でも、それまでの経験上クラスメイトに近づかないし
自分から話しかけることもなかった。
きっとそうやって自分を守っていたんだと思う。
そんな生活をしているうちに、中学の3年間があっという間に過ぎて、
進路を考える時期に、おれはもちろん就職して、夜間学校でもいこうと決めてた。
でもその人は普通の全日制の高校に行かせてくれると、
そうでなければだめだと言ってくれた。
涙が出た。
高校生活は楽しかった。
こんなに楽しい時間があっていいのかと思ってしまう程楽しかった。
土地に慣れてきたという事もあって、友達もたくさんできた。
バイトをすることは許してくれなかったけど、それが嬉しかった。
ホントに楽しかった。修学旅行にも行けたし、部活の合宿にも行けた。
嬉しかったってゆーか、幸せだった。
その人に行かせてもらったわけじゃない。普通の子と同じように、
同じ感覚で当たり前のように学校の行事に参加できたのが
最高の贅沢のように感じたよ。
そんな楽しかった時間はあっという間に過ぎて、三年生の夏。
次の進路を考えなければならない時期に。
大学に行くとお金がかかることは知っていたし、そんなつもりはなかった。
勉強だけはしていたので、働きながら資格を取って行こうと思っていた。
そんな時に、その人が倒れた。
449 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/25(火) 15:39:24 .net
原因は癌。膵臓が悪い?
じゃあ治してくれよ。
恩人なんだよ。
俺の親父なんだよ
たった一人の家族なんだよ
「俺が死んでも、保険と貯金で、学費と生活費は賄える、だから好きなことをしろ」ってなんですか?
諦めないでよ。
俺、やっと夢を見れるようになったのに、将来のことを考えてるのに、
家族として、これからも生活したいのに。
何にもいらないから。
貴方のおかげで知った幸せを、あなたが奪うのですか?
もう一人にはなりたくない。
「誰よりも優しくなれ」って言うけど、俺親父みたいに優しくなれるのかなぁ?
だけど俺決めたよ。医者になる。
俺が頑張るから、親父も頑張ってくれ。
一生のお願いです。初めてのお願いです。生きて下さい。
450 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 01:17:01 .net
>>446
もし実話なら、書いたことをすべて親父に言いなさい
自分の口で言葉にして伝えなさい
それが親父が生きてきた証になるから
そしてこれからも生きていく力を与えなさい
451 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/08/26(水) 03:20:31 .net
俺もちゃんと伝えるべきだと思うぞ。
良い事書こうとしても言葉が見つからん。
452 名前:446[] 投稿日:2009/08/26(水) 11:16:04 .net
そうします。
これからの事も含めて、話をしてきます
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701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/02/21(火) 19:57:35.96 ID:BQF+/8vJ0
俺がコーヒー好きだと聞いたキャンプ好きの知人が、
「お前は本物のコーヒーを知らない」とキャンプに連れだし、
薪を集め火をおこし、持参のコーヒー生豆を煎り、袋に入れて石で何度も砕き、
お湯を注ぎ濾したものを日の出とともに飲んだコーヒーが本当に不味かった。
コーヒーは店で飲んだほうが美味い。
俺がコーヒー好きだと聞いたキャンプ好きの知人が、
「お前は本物のコーヒーを知らない」とキャンプに連れだし、
薪を集め火をおこし、持参のコーヒー生豆を煎り、袋に入れて石で何度も砕き、
お湯を注ぎ濾したものを日の出とともに飲んだコーヒーが本当に不味かった。
コーヒーは店で飲んだほうが美味い。
319 彼氏いない歴774年 sage 2017/07/09(日) 07:04:21.04 ID:Ad1dSbOJ
もうやめるけど、皇族ごっこやってる
眞子さま婚約報道がきっかけでなんとなく始めた、皇族の真似
姿勢を正してゆったり歩いたり、きちんと人の目を見ながらたまに微笑んで会話したり
人と目が合ったら微笑みながら会釈したり、一挙一動の動作を丁寧にしたりしていた
しかし喪ブスが上品にしてても何の得にもならんどころか、
「喪山さん最近ちょっと気取ってるw」
「上品ぶって彼氏欲しいアピール?」とか言われだしたので、もう止める
もうやめるけど、皇族ごっこやってる
眞子さま婚約報道がきっかけでなんとなく始めた、皇族の真似
姿勢を正してゆったり歩いたり、きちんと人の目を見ながらたまに微笑んで会話したり
人と目が合ったら微笑みながら会釈したり、一挙一動の動作を丁寧にしたりしていた
しかし喪ブスが上品にしてても何の得にもならんどころか、
「喪山さん最近ちょっと気取ってるw」
「上品ぶって彼氏欲しいアピール?」とか言われだしたので、もう止める
415 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/05/20(水) 15:03:45 .net
小学生の頃、大好きだった両親が離婚した。
私は、父親の元に残る事になりました。
そして、家から出て行く母に「お母さん!」って叫びました。
母は私に、「本当はアナタの、お母さんじゃナイの…」って応えました。
以来、いっさい連絡は有りません。
遠い昔話ですけど…
でも、私にとっての「お母さん」は、アナタだけです。
小学生の頃、大好きだった両親が離婚した。
私は、父親の元に残る事になりました。
そして、家から出て行く母に「お母さん!」って叫びました。
母は私に、「本当はアナタの、お母さんじゃナイの…」って応えました。
以来、いっさい連絡は有りません。
遠い昔話ですけど…
でも、私にとっての「お母さん」は、アナタだけです。
802 名無しさん@恐縮です 2017/07/09(日) 09:37:33.48 ID:5r5qlgIr0
野沢直子マジで最高だな
ババアの熱い夏って言葉
気持ち良すぎだろ
809 名無しさん@恐縮です [sage] 2017/07/09(日) 13:32:55.52 ID:DuQ3U/A/0
>>802
TUBEが歌ってそうなタイトル
810 名無しさん@恐縮です [sage] 2017/07/09(日) 13:48:11.68 ID:2nQ3b1+BO
>>809
Stop the season in the sun♪
一代黙らしてくれ♪
野沢直子マジで最高だな
ババアの熱い夏って言葉
気持ち良すぎだろ
809 名無しさん@恐縮です [sage] 2017/07/09(日) 13:32:55.52 ID:DuQ3U/A/0
>>802
TUBEが歌ってそうなタイトル
810 名無しさん@恐縮です [sage] 2017/07/09(日) 13:48:11.68 ID:2nQ3b1+BO
>>809
Stop the season in the sun♪
一代黙らしてくれ♪
73 名無しさん@涙目です。(catv?) [FR] 2017/07/09(日) 00:03:25.18 ID:Fa+JL5Iz0
麦茶とばーちゃんか・・・
思い出すわ、反抗期のころ毎日毎日麦茶しか飲み物がなくて、
せっかく作ってくれたばーちゃんに「麦茶みたいなダセー飲み物ばっかりいやなんだよ」って
怒鳴ったの。
翌日だったかな、ばーちゃんが出先でさ、
スタバの研究してきてそれから家でダークモカチップクリームフラペチーノを出すようになったのは。
麦茶とばーちゃんか・・・
思い出すわ、反抗期のころ毎日毎日麦茶しか飲み物がなくて、
せっかく作ってくれたばーちゃんに「麦茶みたいなダセー飲み物ばっかりいやなんだよ」って
怒鳴ったの。
翌日だったかな、ばーちゃんが出先でさ、
スタバの研究してきてそれから家でダークモカチップクリームフラペチーノを出すようになったのは。
645 名無しんぼ@お腹いっぱい (ワッチョイ 9705-54F+)[sage] 2017/07/08(土) 00:18:39.16 ID:ttgXiU660
>>643
ちなみに彦星と織姫はA型主系列星なので恒星としての寿命は10億年
1年に1度イチャイチャちゅっちゅできる条件を人間の寿命に置き換えた場合
おおよそ3秒に一度イチャイチャちゅっちゅできることになる・・・
イチャイチャちゅっちゅしすぎだろ
>>643
ちなみに彦星と織姫はA型主系列星なので恒星としての寿命は10億年
1年に1度イチャイチャちゅっちゅできる条件を人間の寿命に置き換えた場合
おおよそ3秒に一度イチャイチャちゅっちゅできることになる・・・
イチャイチャちゅっちゅしすぎだろ
436 名前:385[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 03:24:43 .net
ささやかな出来事だけど。
物心ついたときから両親と折り合いが悪くて、しょっちゅう
家を叩き出されるような大ゲンカをしていた。
今から思えば、自営業の経営が上手くいかなかったり、曾祖母の
介護問題だったりと、両親もストレスが溜まっていたのだろう。
ケンカと言っても、実際は父や母が私を一方的に殴ったり蹴ったりして
(今だと下手したら虐待で逮捕レベル)
こちらが命の危険を感じて家から飛び出す。
でも次の日にはほとぼりが冷めていて、またふとしたことで
両親のどちらかが怒って…という繰り返し。
自分の家が若干他と違うことは気づいていたけど、田舎だし、中学生だし、
今さえじっとガマンしてれば。高校卒業したらこの地獄も終わる。
だからそれまで、死なない程度にガマンしよう。そう思っていた。
中三の夏休みのことだった。ふとしたことがきっかけで父を怒らせた。
それは私も多少は悪かったのだけど、たまたま虫の居所が
悪かった父は尋常じゃない怒り方をした。どんなに泣きながら謝っても
殴られ、蹴られ、立てないまま腹部を何度も蹴られた。
そして出て行けと言われた。リアルにこのままじゃ死ぬと思った。
仕方なく荷物をまとめて祖父の家に出て行った。
437 名前:436[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 03:26:19 .net
あ、名前違うスレにカキコしたときのママだった…
436です。すいません。
学校は夏休みの補習中だった。
家に帰ることは許さないけど学校は行け、が親の命令だった。
普段は1~2日したらほとぼりは冷めてるのに、このときは親父も
今思うとさすがに気まずかったのか、「帰ってこい」の声はない。
2日目の朝、祖父の家から学校へむかった。線路沿いの道をとぼとぼ歩きながら
このまま帰れないんじゃないだろうか、と途方に暮れていた。
その時だった。
「おはよう」
どこからか声がした。びっくりして声がした方を見ると、
信号待ちの車の中から、同い年くらいのジャージ姿の男の子がこちらを見上げている。
びっくりしていると、信号が変わった。運転している父親らしき人が
「知り合い?」と聞いているのが見える。彼がどう答えたかは聞こえなかった。
あっという間に車は走り去った。部活に行く途中だったのだろうか?
438 名前:436[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 03:27:32 .net
ただ、一声かけられただけだった。
あまりにもしょげた顔で歩いてたから、からかおうと思ったのかもしれない。
でもあの時の私には、たった一人きりで、誰も味方がいなくて、
孤独で絶望に満ちていた私の世界に「違うよ。一人じゃないよ」
そう言ってくれた、救ってくれたような気分になった出来事だった。
その瞬間まで冗談抜きで、死んでしまいたいと思っていたくらいだったから。
たった一言の挨拶で、人は救われることがある。
その数年後、なんとかその生き地獄を無事脱出して、五体満足で生きている私は
自分もいつか、そんなことができればいいな、と思いながら毎日を過ごしている。
長文スマソでした。
ささやかな出来事だけど。
物心ついたときから両親と折り合いが悪くて、しょっちゅう
家を叩き出されるような大ゲンカをしていた。
今から思えば、自営業の経営が上手くいかなかったり、曾祖母の
介護問題だったりと、両親もストレスが溜まっていたのだろう。
ケンカと言っても、実際は父や母が私を一方的に殴ったり蹴ったりして
(今だと下手したら虐待で逮捕レベル)
こちらが命の危険を感じて家から飛び出す。
でも次の日にはほとぼりが冷めていて、またふとしたことで
両親のどちらかが怒って…という繰り返し。
自分の家が若干他と違うことは気づいていたけど、田舎だし、中学生だし、
今さえじっとガマンしてれば。高校卒業したらこの地獄も終わる。
だからそれまで、死なない程度にガマンしよう。そう思っていた。
中三の夏休みのことだった。ふとしたことがきっかけで父を怒らせた。
それは私も多少は悪かったのだけど、たまたま虫の居所が
悪かった父は尋常じゃない怒り方をした。どんなに泣きながら謝っても
殴られ、蹴られ、立てないまま腹部を何度も蹴られた。
そして出て行けと言われた。リアルにこのままじゃ死ぬと思った。
仕方なく荷物をまとめて祖父の家に出て行った。
437 名前:436[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 03:26:19 .net
あ、名前違うスレにカキコしたときのママだった…
436です。すいません。
学校は夏休みの補習中だった。
家に帰ることは許さないけど学校は行け、が親の命令だった。
普段は1~2日したらほとぼりは冷めてるのに、このときは親父も
今思うとさすがに気まずかったのか、「帰ってこい」の声はない。
2日目の朝、祖父の家から学校へむかった。線路沿いの道をとぼとぼ歩きながら
このまま帰れないんじゃないだろうか、と途方に暮れていた。
その時だった。
「おはよう」
どこからか声がした。びっくりして声がした方を見ると、
信号待ちの車の中から、同い年くらいのジャージ姿の男の子がこちらを見上げている。
びっくりしていると、信号が変わった。運転している父親らしき人が
「知り合い?」と聞いているのが見える。彼がどう答えたかは聞こえなかった。
あっという間に車は走り去った。部活に行く途中だったのだろうか?
438 名前:436[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 03:27:32 .net
ただ、一声かけられただけだった。
あまりにもしょげた顔で歩いてたから、からかおうと思ったのかもしれない。
でもあの時の私には、たった一人きりで、誰も味方がいなくて、
孤独で絶望に満ちていた私の世界に「違うよ。一人じゃないよ」
そう言ってくれた、救ってくれたような気分になった出来事だった。
その瞬間まで冗談抜きで、死んでしまいたいと思っていたくらいだったから。
たった一言の挨拶で、人は救われることがある。
その数年後、なんとかその生き地獄を無事脱出して、五体満足で生きている私は
自分もいつか、そんなことができればいいな、と思いながら毎日を過ごしている。
長文スマソでした。
285 可愛い奥様[sage] 2017/07/06(木) 09:21:43.93 ID:hYHD8eIp0
メルカリならわりと正直に低評価つける人多いみたいだけど、
ヤフオクでそれやると報復評価が怖いからね
海外(イーベイ)だと、中国のセラーに悪い評価つけると
ある日突然ウ〇コ送り付けてきたりするらしい
メルカリならわりと正直に低評価つける人多いみたいだけど、
ヤフオクでそれやると報復評価が怖いからね
海外(イーベイ)だと、中国のセラーに悪い評価つけると
ある日突然ウ〇コ送り付けてきたりするらしい
506 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 00:52:22 .net
私が派遣仕事をしていた時。
上司は有能だけど、とっつきにくい無口な人で、
私はいつも冷ややかに見られているような気がして苦手でした。
ある時、私は仕事のデータを他分署の方に頼みに行った所、
その時は「すぐにまとめて渡すから」と快い返事を頂きました。
ところが
507 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 01:00:40 .net
夕方になってその課の上の人が怒鳴り込んできたのです。
「今、忙しいのに。派遣の仕事の手伝いなんてしてる場合じゃないんだ。
どうせ、どうでもいいような仕事だろ。」と。
私は頭を下げながらも悔しさで身体が震えていました。
その時、私の後ろから大きな声がしました。
「今の言葉は聞きづてならないな。」
いつも無口な私の上司でした。
508 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 01:08:24 .net
「この人はいつも一生懸命仕事をしてくれている。
私は派遣だからとどうでもいい仕事を頼んだ事は無いんだ。
私の部下を馬鹿にした言い方は止めてもらいたい!」
上司は私のためにきちんと反論してくれたのです。
相手は「ばかにしたわけではない」と言い訳しながら「忙しかったのでつい」と言いながら戻っていきました。
私は叱られたショックと上司の態度が嬉しかったのとで 涙が止まりませんでした。
509 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 01:10:29 .net
「いつまでも泣くな」と言った上司はいつものぶっきらぼうな上司でしたが
私が派遣仕事をしていた時。
上司は有能だけど、とっつきにくい無口な人で、
私はいつも冷ややかに見られているような気がして苦手でした。
ある時、私は仕事のデータを他分署の方に頼みに行った所、
その時は「すぐにまとめて渡すから」と快い返事を頂きました。
ところが
507 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 01:00:40 .net
夕方になってその課の上の人が怒鳴り込んできたのです。
「今、忙しいのに。派遣の仕事の手伝いなんてしてる場合じゃないんだ。
どうせ、どうでもいいような仕事だろ。」と。
私は頭を下げながらも悔しさで身体が震えていました。
その時、私の後ろから大きな声がしました。
「今の言葉は聞きづてならないな。」
いつも無口な私の上司でした。
508 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 01:08:24 .net
「この人はいつも一生懸命仕事をしてくれている。
私は派遣だからとどうでもいい仕事を頼んだ事は無いんだ。
私の部下を馬鹿にした言い方は止めてもらいたい!」
上司は私のためにきちんと反論してくれたのです。
相手は「ばかにしたわけではない」と言い訳しながら「忙しかったのでつい」と言いながら戻っていきました。
私は叱られたショックと上司の態度が嬉しかったのとで 涙が止まりませんでした。
509 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/22(金) 01:10:29 .net
「いつまでも泣くな」と言った上司はいつものぶっきらぼうな上司でしたが